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「読まれる文章、伝わる文章を書きたい人へ」
 「インタビュー記事」

坂田汐見

私はインタビュー記事の、しかも主にその構成にスポットをあてて考えてみようと思う。

インタビュー記事は、大別すれば、(1)そのまま双方のやり取りを文章化するもの、(2)最初から物語風に組み立てて、発言を随所にかぎカッコで織り交ぜる方法、そして(3)本人が語ったように書く、聞き書きのスタイル、の3つに分けられるだろう。当然掲載する誌(紙)面やインタビュー内容によって、どれかを選ぶことになる。

そこで、私が興味を覚えたのは朝日新聞のbe on saturday businessの巻頭インタビュー(フロントライナー)である。

(1)と(2)の方法をうまく織り交ぜて飽きさせない工夫をしている。一面で本人の概要を(2)の手法を使って紹介し、、読者が興味を覚えた頃に2面でさらに掘り下げたポイントを(1)の方法で書く。そして一番面白いのは“転機”と銘打って、もう一度(2)の手法を使う。これがあることでこの記事はドラマチックに感じられるのである。そして考えてみれば“転機”というのは誰でも一つは持っているものなのである。

(1)の方法だけでは、往々にしてのんべんだらりとしてしまい、(2)だけではなかなか生の声が伝わらない。この記事は両方の良い面を出し、読者を惹きつけていると感じるのである。

asahi.com - be on saturday - business
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