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仕掛けたっぷり。アカデミー脚本賞で展開の「おもしろさ」は保証付き
「トーク・トゥ・ハー」

谷崎漱一郎

 「おもしろさ」の保証付き映画、それはアカデミー脚本賞を獲った作品だ。
 ビデオ屋にいって、お目当ての映画がなかったとき、別のものを適当に選んで、つまらない映画に当たると悲劇だ。映画のためにお金を捨て、自分の時間も奪われる。
 その点、脚本賞を獲った映画なら、中身の展開の「おもしろさ」は保証付き。こうして手に取ったのがアカデミー脚本賞の「トーク・トゥ・ハー」だった。

 突然の事故で昏睡状態となっているバレリーナの卵に、介護の男性が話しかける。熱い想いがあれば、お互いがわかりあえるものと信じきっている。
 病院には、同じような境遇の女性闘牛士と彼女に想いを寄せるライターがいる。介護の男性はライターに対して「トーク・トゥ・ハー」と言う。

 特異なキャラクターの登場人物が、観るものを不思議な世界に引っ張り込んでいく。そして、ブラジル音楽の星、カエターノ・ヴェローゾがラテンのスタンダード・ナンバー「ククルクク・パロマ」を静かに情感を込めて、語りかけるように歌う。しばし、静寂な時の流れに身をおき、登場人物とともに、これまでを振り返り、これからを想う。繰り返し、観て聴きたくなるシーンだ。こんな仕掛けもたっぷりで、お目当ての映画よりも得かもしれない。

「トーク・トゥ・ハー」
2002年 スペイン
監督・脚本ペドロ・アルモドバル
上映時間 113 分
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